こんにちは、Migoです。
今回はMigoがグレンエルギンと共に愛してやまないペンダーリンというウイスキーをご紹介する企画のPart2となります。
海外から買ったペンダーリンのシングルカスクがなかなか届きませんので、今あるボトルを紹介していこうと思います。
Part1はこちらとなりますので、合わせてお読みいただけると嬉しいです。
今回はオフィシャルボトルをご紹介していきますが、こちらはネットでもまだまだ買えるボトルになっています。ペンダーリン自体がマイナーなウイスキーですので、なかなかBARで飲める機会も少ないかもしれませんが、是非とも飲んでいただきたいです。
①ペンダーリン リッチオーク
こちらはSTRカスクでフィニッシュされたボトルになります。ブティックウイスキーのペンダーリンバッチ2もSTRカスクだっただけに期待される1本です。
STRカスクとは、ジムスワン博士という方が考案した特殊加工を施した熟成樽の名称です。Shaving(シェービング)、Toasting(トースティング)、Re-Charring(リチャーリング)の頭文字をとり、この名称が付けられています。
ケミカルピーチはちゃんと感じますが、控えめなケミカルピーチ感です。こちらがある意味、一番万人受けするボトルかなと思っています。ケミカル感が苦手な方もいると思うので、ペンダーリン入門にはもってこいの1本だと思っています。
②ペンダーリン シェリーウッド
こちらはオロロソシェリーカスクでフィニッシュされたボトルになります。
シェリーというと重たい甘さをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、とても軽やかな甘みが優しい酒質のペンダーリンとマッチしていて心地よい1本です。
ただ私が追い求めているケミカルピーチ感は弱めで、ドライフルーツのような甘みが感じられる上品なボトルという印象です。
③ペンダーリン マデイラフィニッシュ
こちらはマディラワインカスクでフィニッシュされたボトルになります。
マディラワインもいろいろな種類がありますが、こちらもシェリーウッド同様にフィニッシュの樽感は控えめな印象です。
ケミカルピーチ感は弱めですが、優しいフルーツ感が印象に残る1本となっています。
④ペンダーリン ポートウッド
こちらはポートワインカスクでフィニッシュされたボトルになります。今回飲んだ4種類の中ではMigoが1番好きなボトルです。ケミカルピーチをわかりやす感じられる1本だと思います。
4本ともケミカルピーチはありますが、大きな差があります。迷ったら”ポートウッド”か”リッチオーク”を買うのが良いかなと思っています。まだまだ我が家のペンダーリンも開栓したてなので今後どんな変化を見せてくれるのか楽しみです。
今日ご紹介した4本の公式のテイスティングノートには『桃』というキーワードは一切出てきませんが、日本人が感じるケミカル由来の『桃』=ケミカルピーチを外国の方は違った形で表現しているのかなと個人的には思っています。
オフィシャルボトルのご紹介は以上もなりますが、ペンダーリンに少しは興味が湧いてきましたでしょうか?マイナーなウイスキーではあるので飲めるBARも少ないかもしれませんが、ぜひともチャレンジしていただきたいです。
ということで次回は海外から買い付けたボトルも含めてシングルカスクのペンダーリンをご紹介させていただきます。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。それでは。
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