こんにちは、Migoです。
今日は海外のウイスキー関連サイトの活用方法について、お話ししてきます。
私は基本的には日本の酒屋さんから９割以上のウイスキーを買っていますが、色々な事情があり、一部は海外の酒販サイトから買ったウイスキーもあります。海外からウイスキーを買わない場合でも、海外サイトから得られる情報は多いですし、売られているウイスキーを見ているだけでもウキウキします。特にイギリスのサイトは本場だけあり、取扱の量が凄まじいので圧倒されます。
本場イギリスの海外の酒販サイトとして鉄板なのは、①Whisky Exchange ②Master of Malt ③Whisky Fix などが挙げられるかと思います。クレジットカードやPayPalでの決済ができる店舗も多く、だいたいは１週間程度で届くので日本のネット通販で買うのとあまり変わりません。
海外サイト活用方法としては、主に以下の３点があるかなと思います。
- 最新のボトルを把握する：一般的にリリースされるスコッチウイスキーの場合は、イギリスでまずはリリースされ、その後に日本に入ってくるパターンが多いです（日本に入ってこないボトルもたくさんあります）。イギリスのサイトを見ていると「こんなグレンエルギンあるんだ！」「日本で売り切れてたグレンエルギンがまだある！」「だいたいこれくらいの価格で日本に入ってくるかな？」「アウトターンが少なすぎて日本には入ってこなさそうだな・・・」などなど、いろんなことがわかってきます。見ているだけでも楽しいですよ。さすが本場！という感じです。
- 日本での発売時期を推測する：例えば、先日日本で発売されたヘーゼルバーン21年ですが、イギリスでは2022年6月頃にリリースされて、日本では2022年11月頃にリリースされました。このように、イギリスで発売されてから5−7ヶ月後くらいに日本で発売になるケースが多いと感じています。ただし、最近は世界情勢の変化により輸送が混乱している影響で、日本に入ってくるタイミングが全く読めなくなってきてしまっているようです。
- 海外サイトから購入する：イギリス限定やショップ限定など日本で買えない場合で、どうしても欲しいボトルがある場合は、海外サイトから直接買うことがあります。また、日本に入ってきたとしても少量で飲食店向けだけに出荷されるボトルもあるので、そういう場合にも海外からだと買えるケースもあります。また日本でブームになって在庫が枯渇しているウイスキー（例えばアラン）であっても、海外では在庫がまだまだあるケースもあります。（海外のサイトからウイスキーを買う方法のまとめは、近日公開予定のブログで書いているので、そちらをご覧いただければと思います。）
ウイスキーは世界中で愛好家のいる嗜好品であり、イギリス以外でも面白いサイトがたくさんあります。Whiskybase.comはオランダ発祥のウイスキーの口コミサイトですが、膨大な量のウイスキーデータにアクセスすることができます。グレンエルギンだけを見ても2022年12月10日現在で、756本の情報が掲載されており、11,000件を超える口コミが書き込まれています。
Whiskybaseには、イギリスで発売されるボトルと日本で発売されるボトルに時間差があるからこその活用方法があります。つまりは、海外で先行発売されているボトルが多いので、Whiskybaseの口コミ情報を見てから、日本でリリースされたボトルを買うことができます。
例えば、私が日本で2022年7月に買ったシグナトリーのグレンエルギン1995です。こちらは26,000円くらいするボトルなのですが、安いボトルではありませんので、事前に情報を得るべくWhiskyBaseにはアクセスしました。
このグレンエルギンについてWhiskyBaseで情報をみてみると、2022年3月にデータベースに追加されていたようで、以下のような情報を得ることができます。
右上のスコアをみると88.83/100で14 VOTESあることがわかります。クチコミ数が14個しかないので信憑性が高いかの判断は難しいですが、少なくともネガティブな要素は少なそうだということがわかります。もともとアウトターンが233本なので、口コミの数はそれほど多くならないとは思われます（もちろんボトルを買った人だけではなく、BARで飲んだ人も書き込んでいます）。
なお、このサイトはあくまでも参考であって、スコアが高いから美味しいとは限りません。人の味覚はそれぞれですし、好みもさまざまです。自分が楽しむために自分のお金でウイスキーを飲んでいるわけですので、人の評価に流される必要もありません。具体的には…
私が「桃だ！」と騒いでいるブティックウイスキーのペンダーリン バッチ2です。こちらは私は大好きなボトルなのですが、このサイトでみるとスコアが81とそれほど高いとは言えません。でも私は大好きです。大好きすぎて海外から10本以上買いました（笑）
なお、WhiskyBaseは日本向けのボトルは掲載れていなかったり、情報が少なかったりしますので注意してください。この情報を鵜呑みにするのではなく、楽しむための材料にするという視点が重要かもしれませんね。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。それでは！
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