【保存版】海外サイトでウイスキーを買う場合の注意点

ウイスキーまめ知識

こんにちは、Migoです。

今日は海外サイトでウイスキーを買う場合の注意点について、経験談も含めてお話ししていこうと思います。私は多くのウイスキーは日本の酒屋さんから買わせて頂いていますが、一部のウイスキーは海外のサイトで買っています。

Migoが海外のサイトでウイスキーを買うケースは以下のとおりです。

海外で買った方がウイスキーの値段が安い:例えば海外のサイトでセール価格で売っている場合は送料や関税を入れても日本で買うよりも安い場合があります。高額ボトルのセールはあまり日本では見かけませんが、海外サイトだとちょこちょこ見かけたりします。私は、アラン25年を海外から格安で購入することできました。

そもそも日本に入荷しない:海外の有名なウイスキーショップがオリジナルでボトリングしているウイスキーも数多くリリースされています。そのボトルが欲しい場合は、必然的に海外サイトから買わないと手に入れることはできません。また、有名な蒸留所のリリースでも、その国でしか買えないボトルもあるので、その際も海外サイトから買うことになります。

日本に入荷する本数が極端に少ない:ボトラーズのシングルカスクのカスクストレングスのウイスキーの場合、アウトターンが200−300本くらいしかないケースがほとんどです。そうなると全世界に200−300本しかないわけですので、日本への割り当てがないケースや割り当てがあっても10本とか20本とかの場合もあり、そういう場合は日本では買えないケースも多くあります。

海外のサイトでウイスキーを買う場合の注意点を挙げますが、そんなに堅苦しく考える必要はないと思います。私も最初は緊張しましたが、今となっては海外の酒屋さんに取りおいてもらいまとめて送ってもらったり、グレンエルギンの面白いボトルが入荷すると個別にメールをくれる海外の小さな酒屋さんもあったりします。こういうのも含めて楽しんじゃうことが大切かもしれませんね。

  • 言語:ウェブサイトは外国語で記載されていますが、ブラウザの翻訳機能が使えますし、そもそもそんなに難しい言葉は出てきませんのでハードルは高くないと思います。ただし、発送事故(未発送や破損)などがあると個別にお店側と現地語(だいたい英語は通じる)で交渉することになる点は注意が必要です。有名なお店は事故対応にも慣れているので、心配な方は有名店から買うことをおすすめします。
  • 発送先:海外の酒屋さんで購入する場合に、発送先に日本が含まれているかを確認する必要があります。すごい在庫が豊富な海外のサイトを見つけたのに、日本には発送してくれない酒屋さんだったなんてことも多々あります。サイト内に記載があるケースが多いですが、記載がない場合は問い合わせてみるのも良いと思います。(転送サービスを使う技もありますが、今回は割愛します)
  • VATの記載:サイトに記載されている金額はVAT、つまりValue Added Tax(付加価値税)が含まれているか否か。日本から購入する場合はVATはかかりません。サイトによってVATが含まれた価格が表示されているものと、VATが含まれない価格で表示されているもの、両者が表示されているものがあるので「VATなし」の価格を見るようにしましょう。
  • 送料:送料ももちろんかかります。お店によって値段は変わってきますが、昨今の国際情勢の影響でかなり値上がりしている印象を受けます。私は海外から買う場合は3−6本くらいをまとめて買うようにして、1本あたりの送料を安くするようにしています。先日、Master of Malt でグレンエルギンを2本買いましたがその際の送料は£35.34でしたので、高く見積もっても2本で6,000円くらいでした。
  • 関税:今回トンプソンブラザーズのボトルを海外から購入しましたが、DHLからSMSで関税支払いの連絡がきます。今回は計4本で56,000円分(送料込み)を購入して、支払った関税は4,000円(うち200円はDHLの手数料)でした。関税はネットで決済できるケースと荷物が届いたときに支払うケースがあります。
  • DHL Express と DHL Parcel の違い:端的に言うとDHL Express は到着が早くて DHL Parcel は到着が遅いです。DHL Express は最短で5日程度で届きますが、 DHL Parcel は10−20日くらいかかります。ちなみにDHL Express は、SMSで配送状況のステータス等の連絡がどんどんきますが、DHL Parcel は自分からサイトに見に行かないと今荷物がどこにあるかがわかりません。また関税もオンラインで支払えるケースと荷物の受け取り時に支払うケースがあり、謎な部分もあります。送料はほとんど変わらないのでDHL Express で送ってくれる酒屋さんは最強です。
  • £と€:実はここが一番の罠だったりします。海外のサイトで買う際に通貨の単位が何か?というのは注視する必要があります。一番悲惨なのは、€(ユーロ)だと思っていたら£(ポンド)だったというパターンです。2022年12月11日時点で、£は€の価格差は20円以上あります。€200だと思っていたボトルが£200だった場合、ボトルだけで価格差は4,000円になります。送料にも差が生まれるので・・・気をつけましょう!

注意すべきポイントはいくつかありますが、以上の点を事前に理解しておけば日本のサイトで買うのとあまり変わらないと思っています。

欲しいボトルが買えなかった場合に、自己責任ではありますが、趣味の範囲内で海外サイトからの個人輸入にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

今回もお付き合いいただきありがとうございました。それでは!

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